2016年11月01日
2016年 第3回定例会報告書
日程:2016年10月15日(土)
場所:ハナ多文化センタータリン(多隣)
参加者:20名
内容:
10:30~11:30 テープ判定と討論
テープ提供:山中 峰夫先生
司会:小島 堅嗣先生
今年8月のワークショップの受講生で、13期生の山中 峰夫先生の練習ラウンドのテープを聞き、グループに分かれて、レベル判定と判定の根拠、インタビューの内容等について話し合った。
レベル判定は、「中―中」ではないかとの意見が多く見られ、「中―下」かもしれないとの意見もあった。判定の根拠としては、文レベルは維持できているという点から、フロアは中級であることで意見が一致した。ただし、文の羅列であること、段落で答えるような質問には挫折が見られたこと、答えの内容や説明が明確でなく、聞き手が理解しがたい答えも見られたことなどから、中級レベルの真ん中の方に位置しているのではないかという意見に達した。しかし、ウォームアップの部分で話題があまり引き出せていなかったこと、インタビューが全体的に野球の話題に偏っていたことから、他の話題であればもう少し発話を引き出すことが出来たかもしれないとの意見があった。また、ロールプレイにおいて、被験者が今どんな状況で何をすべきなのか理解できないまま始めてしまったことから、状況やタスクについて正確に伝えること、被験者本人があまり知らないようなことを質問させるようなタスクにすると良いのではないかと言う意見が出た。
11:40~12:45 グループアクティビティ「‘突き上げ力’を磨く!」
司会:永田 沙織先生
テープ判定での「話題の幅をもう少し広げたら良かったのでは」という意見も出ていたとおり、話題の豊富さやそれらの話題をらせん状に突き上げていくことの大切さをふまえ、今回聞いたテープのインタビューに出現した話題をもとに、他にどのような質問が可能であるか、どのように突き上げていくかを考えるアクティビティを行った。上級への突き上げの話題として、家族の話題であれば、家族個々の性格や描写、核家族の要因、祖父母と暮らす利点などの質問が挙げられた。野球の話題では、所属チームの運営方法、社会人に対する接し方、プロとアマの違い、韓国の試合中の反則等があった。カリグラフィーの話題からは、作品の説明や作り方、始めたきっかけ等があり、軍隊の話題では今と昔の軍隊の違い、どんな任務であったか、軍隊でのエピソード等が挙げられた。
これらの話題を超級レベルへの突き上げにつなげた場合についても話し合い、少子化、選手に対する生活保障(オリンピック)野球賭博(処罰や八百長問題)、ドーピング、(手紙等の)手書きの機会の減少などの意見が出た。
また、インタビューには出なかったが、他に出来た質問の可能性としては、学校生活、夏休みにしたこと、アルバイト、居住地域について等が挙げられた。
12:45~13:00 お知らせ
小島 堅嗣先生より、韓国OPI研究会の会員でプロジェクトメンバーを構成し、研究活動のためのプロジェクトを作ることの立案があった。プロジェクトの開始やプロジェクトの義務、そして、プロジェクトの助成についての説明が行われた。今後、本格的に始動し、韓国OPI研究会の会員の皆様とともにプロジェクトに取り組むことが出来るよう、準備を進めて行きたい。
<文責 迫田亜希子>
場所:ハナ多文化センタータリン(多隣)
参加者:20名
内容:
10:30~11:30 テープ判定と討論
テープ提供:山中 峰夫先生
司会:小島 堅嗣先生
今年8月のワークショップの受講生で、13期生の山中 峰夫先生の練習ラウンドのテープを聞き、グループに分かれて、レベル判定と判定の根拠、インタビューの内容等について話し合った。
レベル判定は、「中―中」ではないかとの意見が多く見られ、「中―下」かもしれないとの意見もあった。判定の根拠としては、文レベルは維持できているという点から、フロアは中級であることで意見が一致した。ただし、文の羅列であること、段落で答えるような質問には挫折が見られたこと、答えの内容や説明が明確でなく、聞き手が理解しがたい答えも見られたことなどから、中級レベルの真ん中の方に位置しているのではないかという意見に達した。しかし、ウォームアップの部分で話題があまり引き出せていなかったこと、インタビューが全体的に野球の話題に偏っていたことから、他の話題であればもう少し発話を引き出すことが出来たかもしれないとの意見があった。また、ロールプレイにおいて、被験者が今どんな状況で何をすべきなのか理解できないまま始めてしまったことから、状況やタスクについて正確に伝えること、被験者本人があまり知らないようなことを質問させるようなタスクにすると良いのではないかと言う意見が出た。
11:40~12:45 グループアクティビティ「‘突き上げ力’を磨く!」
司会:永田 沙織先生
テープ判定での「話題の幅をもう少し広げたら良かったのでは」という意見も出ていたとおり、話題の豊富さやそれらの話題をらせん状に突き上げていくことの大切さをふまえ、今回聞いたテープのインタビューに出現した話題をもとに、他にどのような質問が可能であるか、どのように突き上げていくかを考えるアクティビティを行った。上級への突き上げの話題として、家族の話題であれば、家族個々の性格や描写、核家族の要因、祖父母と暮らす利点などの質問が挙げられた。野球の話題では、所属チームの運営方法、社会人に対する接し方、プロとアマの違い、韓国の試合中の反則等があった。カリグラフィーの話題からは、作品の説明や作り方、始めたきっかけ等があり、軍隊の話題では今と昔の軍隊の違い、どんな任務であったか、軍隊でのエピソード等が挙げられた。
これらの話題を超級レベルへの突き上げにつなげた場合についても話し合い、少子化、選手に対する生活保障(オリンピック)野球賭博(処罰や八百長問題)、ドーピング、(手紙等の)手書きの機会の減少などの意見が出た。
また、インタビューには出なかったが、他に出来た質問の可能性としては、学校生活、夏休みにしたこと、アルバイト、居住地域について等が挙げられた。
12:45~13:00 お知らせ
小島 堅嗣先生より、韓国OPI研究会の会員でプロジェクトメンバーを構成し、研究活動のためのプロジェクトを作ることの立案があった。プロジェクトの開始やプロジェクトの義務、そして、プロジェクトの助成についての説明が行われた。今後、本格的に始動し、韓国OPI研究会の会員の皆様とともにプロジェクトに取り組むことが出来るよう、準備を進めて行きたい。
<文責 迫田亜希子>
2020年度 第3回定例会 報告書
2020年度 第3回定例会のご案内
2020年度 第2回定例会報告
2019年 韓国OPI研究会 第3回定例会報告
2018年第3回定例会報告書
2018年第1回定例会報告書
2020年度 第3回定例会のご案内
2020年度 第2回定例会報告
2019年 韓国OPI研究会 第3回定例会報告
2018年第3回定例会報告書
2018年第1回定例会報告書
Posted by J-OPI-K at 13:50│Comments(0)
│定例会