2017年02月10日

研究助成プロジェクト受付開始

2017年もすでに2月に突入しました。
皆様におかれましても、新学期の準備等でお忙しい日々をお過ごしの
ことと思います。

さて会員、準会員向けのMLにてお知らせしておりました研究助成プロ
ジェクトについて受付を開始する件をHPでも公開いたします。

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1)研究助成を希望する会員(個人またはグループの代表)は、小島宛
 に「研究プロジェクト助成申請用紙」を依頼してください。
 以下のメールアドレスにご連絡いただければ、折り返し申請用紙を
 お送りいたします。

 小島堅嗣(こじまけんじ) kojima71@hanmail.net

2)申請用紙をご記入の上、小島のメールアドレス宛にお送りください。

 申請締切日:2017年2月19日(日)24:00迄

3)韓国OPI研究会運営委員による厳正な審査を経て、研究助成対象
 者(対象研究)を発表いたします。

 発表日:2017年2月28日(火) 予定

4)研究助成金の支給は3月の予定ですが、詳細については対象者に
 別途ご連絡いたします。

5)準会員(日本会員)の場合は、当該年度(研究助成を受ける年度)の
 年会費を納めることで、助成を受けることができます。


なおこれから当研究会の会員になりたい、もしくは会員になって申請
をしたい方については、以下の助成規約をご参照の上お申し込みい
ただけますようお願いいたします。(文責:小島)

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【研究プロジェクト助成規約】
1.プロジェクト活動の開始
 韓国OPI研究会(以下、研究会と称する)の会員がOPIに関連した
 研究活動のためのプロジェクトをつくり、そのメンバーを研究会の
 会員で構成するとき、研究会の会費から助成金を拠出する。
 なお、会員とは、研究会に入会し、かつ当該年度の年会費(1万w)
 をすでに納めた者をさす。

2.プロジェクト開始にあたって
 (1)プロジェクトを始めるにあたっては、プロジェクト代表が「研究
   プロジェクト申請書」を会長に提出し、運営委員に報告、定例会
   で承認を得る。

 (2)定例会で承認を得た後、プロジェクトの代表者は定例会もしくは
  メーリングリストでプロジェクトメンバーの公開募集を行って、メン
  バーを確定する。

 (3)プロジェクト代表者は、メンバー確定後、申請書を運営委員会
  に提出する。

3.プロジェクトの義務
 (1)プロジェクトの責任者は、年4回の定例会において経過報告を
  する。

 (2)プロジェクトの期間は通常1年以内とする。

 (3)プロジェクトの成果は、学会において口頭発表またはポスター
  の形で発表することを義務とする。

 (4)学会において口頭発表またはポスターで発表した内容を投稿
  論文の形でまとめることが望ましいが、投稿論文は義務としな
  い。

 (5)1年ごとに「研究プロジェクト申請書」を会長に提出し、運営委員
  会で承認後、助成を行う。

 (6)プロジェクト終了後6カ月以内に、その成果を定例会において
  発表し「プロジェクト活動報告書」を提出する。

4.助成
 (1)プロジェクト助成金は年間プロジェクトの活動人員×100,000ウォン
  を上限とする。ただし活動人員が3名を超えた場合でも200,000ウォン
  を限度とする。プロジェクトメンバーが1名の場合も100,000ウォンと
  する。

 (2)1年間の助成金額の限度は、総額400,000ウォンまでとする。

 (3)プロジェクトに研究会の会員以外のメンバーがいる場合は、助成は
  会員のみを対象とする。

 (4)助成金はプロジェクト申請書を提出後、一か月以内に会計よりプロ
  ジェクトの代表者の銀行口座に振り込まれる。そして年度末に会計
  報告書を作成する。

 (5)助成受付は順次行うが、申し込みが400,000ウォンを超えた時点で
  次年度処理とする。

 (6)所属先(勤務校等)や学会ですでに助成を受けているか、もしくはこ
  れから助成を受ける対象になっている研究については、本研究会か
  らは助成しない。  


Posted by J-OPI-K at 10:47Comments(0)

2017年02月02日

2016年 第4回定例会報告書

日程:2016年11月26日(土)10:30~13:00(10:15 受付開始)
場所:ハナ多文化センター タリン(多隣)

内容:

10:30~11:25 役員卒業の挨拶(及川ひろ絵先生)

 2014年から韓国OPI研究会の役員として活動してきた及川先生が、今年いっぱいで役員を卒業することになり、ご挨拶をいただいた。
2016年8月に開催されたワークショップでは、会計スタッフとしてご尽力くださり、ありがとうございました。2年間お疲れ様でした。


10:50~11:50 発表「再考:学習者の発話を引き出す対話型アセスメントの魅力」(川口慶子先生)

 今回のご発表では、まず、ご自身の研究で使用なさっているOBC(Oral Proficiency Assessment for Bilingual Children)をご紹介いただいた。OBCは、幼児用のOPIで、カードを使用した1対1のインタビューである。OPIと違い、質問内容や構成が決まっているのが特徴で、①導入会話、②語彙チェック、③基礎タスク、④対話タスク、⑤認知タスクという5段階で構成されているという。
 また、OBC及びOPIを通して、学習者の効果的な発話抽出の方法を再考した結果、『聞く力』と『聴く力』が重要であるという気づきを得たという。具体的に『聞く力』とは、(1)「質問の型」を意識する、(2)「レベル」を意識した質問をする、(3)「会話を紡ぐ」ような質問をする、といった「質問力」を身につけることだという。また、『聴く力』として、(1)相手の話に関心を示す、(2)インタビュアーがしゃべりすぎない、(3)わからない振りをする、(4)「沈黙」の意味を考える、という4点を挙げ、学習者の話をじっくり聴く姿勢が重要であることが確認された。
 そして、OBCやOPIといった対話型アセスメントは、学習者が満足感やいい意味での挫折感を味わう経験となり、学習のモチベーション向上へと繋がる絶好の機会だということが再確認された。


12:05~12:55 テープ判定と討論

テープ提供:後藤歩さん(13期生)
司会:迫田亜希子先生

 現在テスター取得中の13期生・後藤歩さんが提供してくださったテープを一本聞き、レベル判定とその根拠、インタビュアーの質問の仕方や構成についてのアドバイス等について各グループで話し合った。
 その結果、すべてのグループで「中-中」ではないかという判定結果であった。その根拠として、文レベルでは話せているが、段落の発話が少ししか見られなかったという点、身近な話題についての発話に終始している点などが挙げられた。インタビュアーへのアドバイスとして、「上級質問を明確に提示した方がいい」、「身近な話題だけでなく、社会的、抽象的な話題も入れるべき」といった意見が挙げられた。インタビュアーご自身の判定は、「中-上」ということだったので、判定結果に多少ずれが生じてしまったが、これは、上述のように、上級タスクが不十分で、上限を見極めるのに材料不足だったためだと考えられる。


12:55~13:10 OPI研究会 助成金制度の説明(小島堅嗣先生)

 来年度から助成金制度が開始することとなり、今回は「研究プロジェクト助成規約」の紹介が行われた。2/20頃までに研究助成申請の受付及び審査、2月末に審査完了、助成研究決定、3月初旬に研究助成費の支給を予定している。

<文責:永田沙織>  


Posted by J-OPI-K at 21:21Comments(0)定例会

2016年11月21日

第13回OPIテスター養成 ソウルワークショップ参加者の声

2016年8月20~23日にソウルで開催された「第13回OPIテスター養成ワークショップ」に参加してくださった方々からの感想をご紹介いたします。

・ワークショップの感想は一言で、時間に追われた慌しい、しかし中身の濃い4日間と言うところでしょうか。みんなの前でインタビューをするなんて、本当に緊張の日々で、2回の貴重なインタビュー経験も順番が回ってくるのが超ドキドキ、終わると本当に肩の荷が下りて、ほーっと言う感じでした。
終わった後も、実はこれからが本番ということで、復習してインタビューを始めていかなければいけない・・・何だかプレッシャーも感じるきょうこの頃ですが、3日前に新学期が始まって、何だか今までと違う自分を感じています。というのも、授業で何だか今までにない自信を感じるのです・・・また、学期初めにさせるアンケートでも、夏休みにしたことという設問に、「~しました、~しました」と4つぐらい箇条書きにしてる学生がいて、「これは正に、文羅列の中級・・・!」と確信できたり、とあれこれおもしろい変化を感じています。
今まで大体の感覚でやってたような会話のやりとりに、骨組み?やスケールが少し出来始めたのを感じ、OPIワークショップに出た成果を感じています。こんな経験を他の人たちにも味わってほしかったからこそ、先輩方も手弁当で韓国でのワークショップを企画されたのでしょうか。
先輩方のご尽力ぶりとチームワークには驚きと感謝を感じました。どうもありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします!(N・M、韓国からの参加者)


・私がワークショップに参加した目的は、OPIのテスター資格を習得したかったことと会話の授業の参考にしたかったからです。しかし、ワークショップに参加するにあたり時間と金銭的な余裕が必要だったためかなり悩みましたが、今では参加してみて本当によかったなと思っています。そのくらい期待以上の収穫がありましたし、教室活動のヒントもたくさん見つけられました。
ワークショップでは、実際に日本語学習者にインタビューを行って、参加者全員で学習者のレベル判定やインタビューのフィードバックをしました。インタビューでは、上限を決めるための突き上げた質問がなかなかできず苦戦しましたが、参加者全員でフィードバックをするため、一緒にどんな質問が有効だったのか考えたり、他の方のインタビューが見られたので、自分だったらどんな質問をするのかイメージトレーニングができたりしたのはとてもよかったです。また、フィードバックを通して自分の話し方の癖や抽象的な質問が多いことに気づくことができました。
4日間というワークショップですが、参加してみるとあったという間でしたし、ワークショップに参加しなければ知り合うことができなかった日本語教師の仲間に出会えたことが本当に嬉しかったです。
さらに自身の日本語教師としての在り方について考えさせられ、日々の授業でどれだけ話す力を伸ばすことができているのか内省するきっかけにもなりました。OPIのワークショップに参加すると話す力がいかに大切であるか気づくことができます。今では、話す力を意識しながら授業を行っています。(Y・K、日本からの参加者)


・OPIについては興味がありましたが、実際に研修に参加してみると緊張の連続でした。ただワークショップ自体は楽しく、また自分の授業の反省にもなりました。インタビュー練習では初回はまったくうまくいかなかったものの、嶋田先生の指導でインタビューのコツを不完全ではあるもののつかむことができ、2回目のインタビューは思っていたよりもうまくできたのではないかと思います。このときのことを忘れずにOPI資格取得に向けてインタビューを続けたいと思います。
最後に、お世話になった嶋田先生をはじめ、スタッフの皆様には感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。(Y・M、韓国からの参加者)


・韓国でのワークショップ。ワークショックへの参加だけでも不安でしたが、場所が韓国。当初、本当に不安いっぱいでしたが、川口先生、及川先生他、韓国OPI研究会の方々の細やかな準備と色々なご配慮のおかげで、充実した4日間になりました。ありがとうございました。
このワークショップで、一番、心に残ったのは、同期の方々のフィードバックです。お互い、真剣に全員のインタビューを聞き、かなり、しっかり厳しくフィードバックをし合いました。嶋田先生のフィードバックだけでなく、同期それぞれのインタビューを聞き、フィードバックし合うことに意味があると思いました。ワークショップに参加する前は、どうのように判定したらいいのか、判定の基準ばかりが気になっていましたが、実際にやってみて、先ず、「判定するためのインタビューをすること」が難しいということがわかりました。まだ、判定できるインタビューが出来ていません。まだまだ、これからです。(N・S、日本からの参加者)  


Posted by J-OPI-K at 13:34Comments(0)WS参加者の声

2016年11月01日

2016年 第3回定例会報告書

日程:2016年10月15日(土)
場所:ハナ多文化センタータリン(多隣)
参加者:20名

内容:
10:30~11:30 テープ判定と討論
テープ提供:山中 峰夫先生
司会:小島 堅嗣先生

 今年8月のワークショップの受講生で、13期生の山中 峰夫先生の練習ラウンドのテープを聞き、グループに分かれて、レベル判定と判定の根拠、インタビューの内容等について話し合った。
 レベル判定は、「中―中」ではないかとの意見が多く見られ、「中―下」かもしれないとの意見もあった。判定の根拠としては、文レベルは維持できているという点から、フロアは中級であることで意見が一致した。ただし、文の羅列であること、段落で答えるような質問には挫折が見られたこと、答えの内容や説明が明確でなく、聞き手が理解しがたい答えも見られたことなどから、中級レベルの真ん中の方に位置しているのではないかという意見に達した。しかし、ウォームアップの部分で話題があまり引き出せていなかったこと、インタビューが全体的に野球の話題に偏っていたことから、他の話題であればもう少し発話を引き出すことが出来たかもしれないとの意見があった。また、ロールプレイにおいて、被験者が今どんな状況で何をすべきなのか理解できないまま始めてしまったことから、状況やタスクについて正確に伝えること、被験者本人があまり知らないようなことを質問させるようなタスクにすると良いのではないかと言う意見が出た。

11:40~12:45 グループアクティビティ「‘突き上げ力’を磨く!」
司会:永田 沙織先生
 テープ判定での「話題の幅をもう少し広げたら良かったのでは」という意見も出ていたとおり、話題の豊富さやそれらの話題をらせん状に突き上げていくことの大切さをふまえ、今回聞いたテープのインタビューに出現した話題をもとに、他にどのような質問が可能であるか、どのように突き上げていくかを考えるアクティビティを行った。上級への突き上げの話題として、家族の話題であれば、家族個々の性格や描写、核家族の要因、祖父母と暮らす利点などの質問が挙げられた。野球の話題では、所属チームの運営方法、社会人に対する接し方、プロとアマの違い、韓国の試合中の反則等があった。カリグラフィーの話題からは、作品の説明や作り方、始めたきっかけ等があり、軍隊の話題では今と昔の軍隊の違い、どんな任務であったか、軍隊でのエピソード等が挙げられた。
 これらの話題を超級レベルへの突き上げにつなげた場合についても話し合い、少子化、選手に対する生活保障(オリンピック)野球賭博(処罰や八百長問題)、ドーピング、(手紙等の)手書きの機会の減少などの意見が出た。
 また、インタビューには出なかったが、他に出来た質問の可能性としては、学校生活、夏休みにしたこと、アルバイト、居住地域について等が挙げられた。

12:45~13:00 お知らせ
 小島 堅嗣先生より、韓国OPI研究会の会員でプロジェクトメンバーを構成し、研究活動のためのプロジェクトを作ることの立案があった。プロジェクトの開始やプロジェクトの義務、そして、プロジェクトの助成についての説明が行われた。今後、本格的に始動し、韓国OPI研究会の会員の皆様とともにプロジェクトに取り組むことが出来るよう、準備を進めて行きたい。

<文責 迫田亜希子>
  


Posted by J-OPI-K at 13:50Comments(0)定例会

2016年09月02日

OPIブラッシュアップ講座開催報告

去る8月19日(金)に、下記の講座を会員の皆様のご協力のもと無事開催できたことを報告いたします。

■講座名: OPIブラッシュアップ講座
■日時 : 2016年8月19日(金)14時00分~17時30分
■場所 : 国際交流基金3階第3セミナー室
■対象 : 韓国OPI研究会会員およびOPIに関心をお持ちの方
■費用 : 無料
■講師 : 嶋田和子トレーナー(一般社団法人アクラス日本語教育研究所)
■内容 : ①OPIとは何か?テープセッション
       ②ワーク「これでいいのか会話教育~スクリプトからわかること~」
       ③日本語OPIcとJOPTに関して、質疑応答
■参加人数:24名(うち、韓国人5名)

韓国人を含む多くの方々が参加され、嶋田トレーナーのパワフルで魅力的な講義に耳を傾け、そしてグループワークに
熱心に取り組みました。参加者の中にはOPI自体に興味を持つ方々、OPIを授業に活かしていきたいと考えている方々
など様々な方がいらっしゃいました。OPIの大きな可能性を改めて実感できた講座になったと思います。

今回の講座も、会員の皆様の多大なご協力のおかげで盛況のうちに終えることができました。
会員の皆様に感謝いたします。

<文責 小島堅嗣>  


Posted by J-OPI-K at 21:26Comments(0)
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