2008年04月14日
2008年度第1回韓国OPI研究会定例会報告
日時:2008年4月5日(土)10:15~12:30(受付 10:00~)
場所:時事日本語学院 鐘路第2キャンパス(Testmate)302号室
参加者:(会員)13名(見学者)2名〈新会員登録〉 合計15名
【定例会内容】
1.10:15~11:10 テープ判定1と討論
(テープ提供:テスター 長谷川由美先生・資料有)
(討論司会:迫田亜希子先生)
長谷川先生がテスター資格取得のために練習ラウンドに提出したテープ。判定が明らかになっているもの(齋藤眞理子トレーナー承認済)。全員で判定を行う。有資格者が超か上-上と判定、未資格者や見学者もほぼ超から上の間を判定。長谷川先生から、提出時に上-上として提出をしたが、齋藤トレーナーからは超の判定を受けたものと説明を受ける。判定上における超と上-上の相違点について討論が行われた。様々な話題にもスムーズに対応できる口頭能力、社会的な質問に対しても意見や仮定の抽出が見られる等から、超級の実力を有していると判断されるとのことだった。ロールプレイにおける敬語の抽出が少し明確ではなかったが、全体を通して敬語はでていたのではないだろうか、という意見も出た。30分という時間の中でも多くの話題があり、また、一つの話題から医療問題、教育問題、社会問題へと内容を深く発展させていくというOPIのスパイラルがよくわかるインタビュー構成は、超級者へのインタビュー例としてよい見本になった。
2.11:10~11:20 休憩
3.11:20~12:15 テープ判定2と討論
(テープ提供:8期 稲田朋晃先生・文字起こし資料有)
(討論司会:松崎恭子先生)
稲田先生がテスター資格取得のために練習ラウンドに提出したテープ。判定が明らかになっているもの(牧野成一トレーナーの承認済)。全員で判定を行う。有資格者・未資格者も同様に、上-中から中の間まで、判定が分かれたテープだった。稲田先生から、提出時に上-中として提出したが、牧野トレーナーからは上-下の判定を受けたものと説明を受ける。上位レベルの判定(テキストの型の明確な判断)と下位レベルの抽出方法と判定(一段階上のタスク達成度)について、一同再確認と討論が行われた。韓国人学習者に多い一文が長い話し方と段落の考え方、テキストの型と正確性(内容のわかりやすさや文法ミス)の相反をどう判定するか等、インタビューでの抽出方法や判定の難しさを具体的に提示された有意義なテープであった。
4.12:15~12:30 総会(総会資料は添付ファイル参照)
(1)2007年度報告
※ワークショップ8期生による活発な勉強会の実施状況について、8期生の稲田先
生から直接報告をいただく。テスター資格取得過程(テープ提出)も順調に進行。
(2)2008年度計画
(3)2007年度会計報告
(4)会員継続登録(名簿記載と2008年度会費納入の依頼)
【最後に】
新年度にあたって、今回から定例会におけるテープ討論の司会を会員の方にお願いしました。また、今年度の定例会では、テープ判定だけでなくRPカードの検討といったOPIに関する研究等も行っていきたいと考えています。テスターの増加、OPIやOPI的手法への関心やニーズが高まっている中、韓国OPI研究会が、個々の会員のOPI研究のスキルアップの場になるようにと思っております。
20080412 文責 早矢仕
場所:時事日本語学院 鐘路第2キャンパス(Testmate)302号室
参加者:(会員)13名(見学者)2名〈新会員登録〉 合計15名
【定例会内容】
1.10:15~11:10 テープ判定1と討論
(テープ提供:テスター 長谷川由美先生・資料有)
(討論司会:迫田亜希子先生)
長谷川先生がテスター資格取得のために練習ラウンドに提出したテープ。判定が明らかになっているもの(齋藤眞理子トレーナー承認済)。全員で判定を行う。有資格者が超か上-上と判定、未資格者や見学者もほぼ超から上の間を判定。長谷川先生から、提出時に上-上として提出をしたが、齋藤トレーナーからは超の判定を受けたものと説明を受ける。判定上における超と上-上の相違点について討論が行われた。様々な話題にもスムーズに対応できる口頭能力、社会的な質問に対しても意見や仮定の抽出が見られる等から、超級の実力を有していると判断されるとのことだった。ロールプレイにおける敬語の抽出が少し明確ではなかったが、全体を通して敬語はでていたのではないだろうか、という意見も出た。30分という時間の中でも多くの話題があり、また、一つの話題から医療問題、教育問題、社会問題へと内容を深く発展させていくというOPIのスパイラルがよくわかるインタビュー構成は、超級者へのインタビュー例としてよい見本になった。
2.11:10~11:20 休憩
3.11:20~12:15 テープ判定2と討論
(テープ提供:8期 稲田朋晃先生・文字起こし資料有)
(討論司会:松崎恭子先生)
稲田先生がテスター資格取得のために練習ラウンドに提出したテープ。判定が明らかになっているもの(牧野成一トレーナーの承認済)。全員で判定を行う。有資格者・未資格者も同様に、上-中から中の間まで、判定が分かれたテープだった。稲田先生から、提出時に上-中として提出したが、牧野トレーナーからは上-下の判定を受けたものと説明を受ける。上位レベルの判定(テキストの型の明確な判断)と下位レベルの抽出方法と判定(一段階上のタスク達成度)について、一同再確認と討論が行われた。韓国人学習者に多い一文が長い話し方と段落の考え方、テキストの型と正確性(内容のわかりやすさや文法ミス)の相反をどう判定するか等、インタビューでの抽出方法や判定の難しさを具体的に提示された有意義なテープであった。
4.12:15~12:30 総会(総会資料は添付ファイル参照)
(1)2007年度報告
※ワークショップ8期生による活発な勉強会の実施状況について、8期生の稲田先
生から直接報告をいただく。テスター資格取得過程(テープ提出)も順調に進行。
(2)2008年度計画
(3)2007年度会計報告
(4)会員継続登録(名簿記載と2008年度会費納入の依頼)
【最後に】
新年度にあたって、今回から定例会におけるテープ討論の司会を会員の方にお願いしました。また、今年度の定例会では、テープ判定だけでなくRPカードの検討といったOPIに関する研究等も行っていきたいと考えています。テスターの増加、OPIやOPI的手法への関心やニーズが高まっている中、韓国OPI研究会が、個々の会員のOPI研究のスキルアップの場になるようにと思っております。
20080412 文責 早矢仕
2008年04月01日
2008年度第1回韓国OPI研究会定例会
日時:4月5日(土) 10:00~12:30
場所:時事日本語学院鐘路第2キャンパス 302号室
10:00~ 受付
10:15~11:00 ①テープ判定と討論
(テープ提供 テスター長谷川由美先生)
11:00~11:10 休憩
11:10~11:55 ②テープ提供と討論
(テープ提供 ソウルワークショップ8期生 稲田朋晃先生)
11:55~12:00 休憩
12:00~12:30 総会
(07年度活動・会計報告、08年度活動予定、会員登録名簿記入等)
※ 当日受付にて、2008年度会費(10000ウォン)の納入をよろしくお願いいたします。 ご欠席の場合は、以下口座までお振り込みください。
国民銀行 497801-01-365299 名義人하야시토모코
場所:時事日本語学院鐘路第2キャンパス 302号室
10:00~ 受付
10:15~11:00 ①テープ判定と討論
(テープ提供 テスター長谷川由美先生)
11:00~11:10 休憩
11:10~11:55 ②テープ提供と討論
(テープ提供 ソウルワークショップ8期生 稲田朋晃先生)
11:55~12:00 休憩
12:00~12:30 総会
(07年度活動・会計報告、08年度活動予定、会員登録名簿記入等)
※ 当日受付にて、2008年度会費(10000ウォン)の納入をよろしくお願いいたします。 ご欠席の場合は、以下口座までお振り込みください。
国民銀行 497801-01-365299 名義人하야시토모코
2008年04月01日
韓国日語教育学会 第13回 学術発表会
韓国日語教育学会 第13回 学術発表会
(韓国OPI研究会は韓国日語教育学会の傘下学会)
●主題 : 多様化した日本語学習者の要求にどのように対応するか?
●日時 : 2008年 5月 17日(土)
●場所 : 国際交流基金ソウル文化センター
一般発表者申し込み受付中
●発表申し込み : 2008年 4月 5日まで
原稿 : 5月3日までに提出
提出先:学術理事 李ビョンマン教授 ibmpso@hanmail.net
問い合わせ 02-2291-4634, 011-634-8885
(韓国OPI研究会は韓国日語教育学会の傘下学会)
●主題 : 多様化した日本語学習者の要求にどのように対応するか?
●日時 : 2008年 5月 17日(土)
●場所 : 国際交流基金ソウル文化センター
一般発表者申し込み受付中
●発表申し込み : 2008年 4月 5日まで
原稿 : 5月3日までに提出
提出先:学術理事 李ビョンマン教授 ibmpso@hanmail.net
問い合わせ 02-2291-4634, 011-634-8885