2010年04月18日

韓国OPI研究会 2010年度 第1回定例会報告

日時:2010年 4月10日(土)10:30~13:00(受付 10:15~)

場所:時事日本語学院 Testmate 405号室

参加者:会員19名
新規入会4名
見学 岩崎典子先生                      合計24名

1.10:15~11:10 テープ判定と討論
          (テープ提供:大橋真由美先生)
          (討論司会:川口慶子)
 大橋先生の最近のインタビューテープで、判定はトレーナー承認済ではないもの。全員で判定を行なう。参加者の判定は「中級の上」と「中級の中」で大きくわかれた(「中級の上」の判定が若干多かった)。「上級」レベルのタスクの達成度をどの程度見るか、また、発話に積極性が見られ発話量も多いが段落と言えるのかどうか、など 下位レベルの判定学習の有意義なテープとなった。今回は、ロンドン在住の岩崎典子トレーナーが参加してくださったので、最終判定及び根拠を先生に伺い、「中級の中」という判断になった。
 また、インタビューの中で使用されるロールプレイの選択についても討論が行われ、自身が想定できる状況のカードを使用するのが望ましいのではないかというご意見をいただいた。

2.11:10~11:20 休憩

3.11:20~12:30 発表&討論会
          (発表者:中川正臣先生)
           「OPIの問題点に関する再検討 
            -韓国語教育における研究動向を中心に-」
 韓国語教育について研究をしていらっしゃる中川先生から、韓国語教育研究におけるOPI研究の歴史や批評・問題点、今後の展望について発表をしていただいた。韓国語OPIに関しての研究についてお話を聞けたことは、日本語OPIを別の角度から考察する機会にもなり、会員も興味深く発表を聞いていた。 発表後は会員から質問や感想が出され、岩崎トレーナーからもご意見なども聞かせていただくとともに、韓国語教育におけるOPI研究において激励の言葉もいただいた。近年、韓国OPI研究会においても韓国語教育をされている先生方の参加が増えている状況にあるので、有意義な発表&討論会になったのではないか。

4.12:30~12:35 休憩

5.12:35~13:00 総会
1)昨年度の報告(会計報告含)&今年度の予定
2)新スタッフ紹介
   大橋真由美先生・木田佳与子先生・李善姫先生
 
                                   文責 川口慶子
  


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2010年04月07日

韓国OPI研究会2010年第1回定例会案内

日時:2010年4月10日(土)
   10時30分~13時【受付は10時15分から】
   ※例年、学期初回の定例会は在韓講師会と同日の午前に行っています。
   ※昨年まで12時30分で終了としておりましが、
    今回は内容により、30分の延長を予定しております。

場所:時事日本語学院(鐘路 Testmate)405教室


〈内容〉
・10:00~10:15  受付

・10:15~11:10  テープ判定1本 
             テープ提供 大橋真由美先生(弘益大学校)

・11:10~11:20  休憩
   
・11:20~12:30  発表&検討会
             発表者 中川正臣先生(弘益大学校)
               OPIの問題点に関する再検討
                -韓国語教育における研究動向を中心に-
              1.はじめに
              2.韓国語教育におけるOPI研究の歴史
              3.OPIに関する批評
              3.1 構成概念
              3.2 判定基準
              3.3 実施方法
              3.4 テスタートレーニング
              4.今後の展望
              5.おわりに
本発表の目的は、これまで韓国語教育研究において指摘されてきたOPIの問題点を考察し、その問題点の再検討を行うことにあります。韓国語教育研究では1990年代からOPIに関する研究が始まり、韓国語評価研究の発展に貢献してきましたが、その一方で様々な問題点の提起がなされてきました。これらの問題点には日本語OPIにも共通する点が見られるため、本研究会において指摘の妥当性の検討など、総合的な討論ができると考えております。尚、本発表は第7回OPI国際シンポジウムで発表した中川正臣・魏へンニム(2009)をもとにしていますが、内容は大幅に加筆・修正しています。(文責・中川)
※ACTFL-OPI試験官養成用マニュアルをお持ちの方は、ぜひ、お持ちください。

・12:30~12:35  休憩

・12:35~13:00  総会(昨年度の報告&今年度の予定)
             ・新スタッフ紹介・その他
  


2010年04月07日

韓国OPI研究会 2009年度第4回定例会報告

日時:2009年12 月5日(土)10:15~12:30(受付 10:00~)
場所:時事日本語学院 Testmate 505号室
参加者:(会員)12名
(見学) 6名(内1名新会員登録)合計18名

【定例会報告】
1.10:15~11:10 テープ判定と討論①
          (テープ提供:9期生木田佳与子先生)
          (討論司会:峯﨑知子)
木田佳与子先生がテスター資格取得のために提出した練習ラウンドテープ。判定が明らかになっているもの(渡辺素和子トレーナー承認済)。全員で判定を行なう。判定は、見学参加者も含めて「中級の上」が多く、木田先生、トレーナーの判定も「中級の上」であった。発話は多いが、段落とは言い切れない「中級の上」の被験者のよい典型例であった。詳細なグリッドとともに木田先生から各質問の意図や内容の説明を聞く。〈逆質問〉について、9期生と9期生以外のテスターでの認識に違いがあるので、あらためてトレーナーに確認をすることとした。

2.11:10~11:20 休憩

3.11:20~12:15 OPIにおける効果的な質問の開発のために
          (発表・資料提供:早矢仕智子)
1)OPI形式インタビューとSJPT形式スピーチの比較
同被験者のSJPT形式スピーチとOPI形式インタビューの比較を通して、発話力やレベル判定が形式によって違ってくるのか、実際の音声を聞いた。なお、被験者はOPIレベルの「中級」と「上級」の2名。スピーチ/独り語りのタスクは〈描写〉を与え、OPI形式のインタビューのタスクは〈描写〉から〈意見・仮説〉を求めるトリプルパンチを試行した。結論を言えば、上級レベルのタスクである〈描写〉や〈説明〉の達成度は形式による差異はあまり見られないようだ。しかし、インタビューでは追加・補足質問、テスターの「あいづち」などにより、被験者の発話の質や量が維持され、あるいは上限が高められるということがあらためて確認されたのではないか。
2)OPI質問のミニワークショップ
上記のことから、OPIにおいてはテスターの質問が重要な意味を持つと言える。マニュアルを見ながら、OPIにおける効果的な質問について確認をし、参加者同士がペアになって、スパイラルを意識した質問と解答を作っていくワークショップを行った。テーマは「趣味」。見学者が多かったことも含めて、和気藹々の雰囲気の中で行えた。次回以降の定例会でも、このような実践的なミニワークショップを試みていくのも面白いと感じた。
※なお、このミニワークショップは今年5月の釜山教師会での二色博樹先生・大橋真由美先生・杉本香先生(韓国OPI研究会会員)の実践内容を参考にさせていただきました。

4.12:15~12:30
1)新役員について
 別途報告。
  


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2010年04月07日

韓国OPI研究会 2009年度第3回定例会報告

日時:2009年9月26 日(土)10:15~12:30(受付 10:00~)
場所:時事日本語学院 Testmate 304号室
参加者:(会員)合計13名

【定例会内容】
1.10:15~11:10 テープ判定と討論①
          (テープ提供:宮崎聡子先生)
          (討論司会:峯﨑知子先生)
宮崎聡子先生の最近のインタビューテープ。よってトレーナーの判定はない。全員で判定を行う。参加者の判定は「上級の中」と「上級の下」に別れた。「上級」レベルのタスクの達成度、加えて「超級」レベルのタスク(トリプルパンチ)の達成度をどの程度と見るか、という下位レベルの判定学習の有意義なテープとなった。被験者の発音に難があり、やや迷わされてしまうが、タスク達成度を見れば、「上級の中」の判定という意見が主であった。

2.11:10~11:20 休憩

3.11:20~12:15 テープ判定と討論②
          (テープ提供:斉藤麻子先生)
          (討論司会:川口慶子先生)
斉藤麻子先生がテスター資格取得のために提出したテープ。判定が明らかになっているもの(牧野成一トレーナー承認済み)。全員で判定を行う。明らかに「上級の上」以上のテープであり、「上級の上」か「超級」かをどのように判定をしていくかという判定学習になった。若干、十八番(おはこ)の話題であるという点はあったが、被験者の発話が「超級」から落ちるということが見い出せない以上、「超級」という判定であるというサンプルであった。「〇〇の上」は、一つ上の上位レベルから´滑り落ちる´という判定基準であるが、それを再確認できた。

4.12:15~12:30 
(1)第7回OPI国際シンポジウムソウル大会報告(総括に代えて)
①第7回OPI国際シンポジウム全体に関して
 韓国OPI研究会HPに掲載の櫻井惠子会長の正式報告を参照されたい。
②会計決算
③運営委員会状況(終了後を中心に)
 1)基調講演・シンポジウム発表・発表内容
   →韓国日語教育学会学術誌に掲載投稿が可能になった。
 2)広報状況
   →HPの作成(アクセス数)/在韓国日本学関連各団体/韓国語教育学会
 3)韓国語OPIの反響
 5)運営方法と渉外の反省
④終了後の動き
  ワークショップの開催を希望する声が何件か来ている。

(2)韓国OPI研究会新役員に関して

  


Posted by J-OPI-K at 20:55Comments(0)定例会
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