2008年12月24日

第3回ブラッシュアップセッションの報告

韓国OPI研究会ブラッシュアップセッション報告
日時:2008年12月23日(火)10:30~17:00
場所:時事日本語学院 鐘路第2キャンパスTestmate 302号室
トレーナー:渡辺素和子トレーナー(ポートランド州立大学)
参加者:20名

【ブラッシュアップセッション内容】
10:30~11:45 講義(報告①)
        超級レベルでの意見・仮定とは-インタビュー技術の実践演習-
11:45~12:30 トレーナーによるデモンストレーション(報告②)
            討論
12:30~13:45 昼食
13:45~16:00 OPI会員からの提出テープのインタビュー判定(2本)
           (報告③)
            討論
16:00~16:15 休憩
16:15~17:00 最近のOPIの動向について・質疑応答(報告④)
17:30~      渡辺先生を囲んでの懇親会
            〔「智異山」(仁寺洞)〕

報告①
 以下の項目を中心に講義をいただいた。
・ILAとACTFLの基準から見たOPI各レベルの再確認
・超級インタビューにおける〈意見〉と〈仮定〉の抽出について

報告②
  ・上級/超級と思われる被験者のデモンストレーション
デモンストレーションの前に受けた講義の〈意見〉と〈仮定〉の抽出と判定についての具体的サンプルになった。デモンストレーションの判定は上-中と判定。

報告③
1. 中川正臣先生提供テープ(上級-中)
2. 森香奈先生提出テープ(中級-中)
1.では、上級のフロアを抽出するためのタスク〔①ナラティブ〕〔②描写〕〔③複雑な状況に対応できる〕を再確認後、一番抽出が難しいと思われる〔①ナラティブ〕とはどのようにとらえるべきであるのか、詳しく説明を受けた。2.では、中級を抽出するためのタスク〔①クリエイト ウィズ ラングエージ〕〔②簡単な質問をしたり答えたりできる〕〔③トランズ アクション〕を再確認する。そして、超級と上級の下さらには中、上級-下と中級の上さらには中の判定の仕方について、確認を行なった。トレーナーの判定基準と私たちテスターの判定に若干のズレが見られたため、具体的に質問を行ないながら、基準の再確認を行なった。

報告④
ACTFLの最近の傾向
・ウォームアップをていねいに行なう
・ロールプレイカード(中級・上級)の検討
・ジェネラルイントラスト
1)テスターが押し付けない
2)必ずしもニュースにこだわらなくてもよいが、私的な体験に終わらない
3)超級にもっていく練習の必要性

2007年秋以降、ワークショップ自体の内容が変更されたというACTFLの動向、渡辺トレーナーに提示された「グリッド」を使用してのテープ判定など、新しい動向を見ながらの、具体的かつ詳細なブラッシュアップセッションを受けることができた。
また、ロールプレイカードの内容に関しては、韓国OPI研究会でも検討されている通り、多くの改善すべき点が見られるが、今後渡辺トレーナーからも指導をいただけることになり、大きな力をいただけることになった。
討論の時間がそれぞれ延長してしまい、時間が足りなくなるほど、充実したブラッシュアップセッションになった。さらに、このことは、テスターとして、ブラッシュアップをどのように行ない、維持していくか、韓国OPI研究会の定例会のあり方などにも大きな示唆をいただく内容になった。改めて感謝を申し上げたいと思います。

ブラッシュアップセッション後、参加者は、仁寺洞にある韓定食のお店『智異山』で渡辺トレーナーを囲んでの懇親会を行いました。時節柄、参加者が少なかったのが残念でしたが、おいしい韓定食をいただきながら、楽しい時間をすごすことができたことを付け加えて報告させていただきます。
なお、写真はHPに掲載予定。

2008年12月24日 文責 早矢仕智子

  


Posted by J-OPI-K at 23:18Comments(0)

2008年12月24日

第9回ソウルワークショップの報告

日時:2008年12月19日(金)~22日(月)9:30~18:30
場所:時事日本語学院 鐘路第2キャンパスTestmate 302号室
                        (21日のみ 本館401号室)
トレーナー:渡辺素和子トレーナー(ポートランド州立大学)
参加者:10名

各日具体的なスケジュールやワークショップの内容は割愛します。ただし、ACTFLにより、昨年からワークショップの内容が若干変更したことを付記します。

最終日、無事、10名の参加者がワークショップの修了証を渡辺トレーナーからいただきました。各参加者のワークショップ体験については、今後HPに掲載予定の「参加者の声」をご参照ください。

今回はネイティブ・ノンネイティブ半々の参加者によるワークショップでした。渡辺トレーナーからは、ネイティブ・ノンネイティブに限らず、OPIワークショップに参加することによって、自らの日本語能力のアップにつながるという励ましをいただきました。被験者の日本語能力の「天井」を最大限に引き出すOPIとは、テスター側の技術のみならず接する態度、意識なども大きな要素になります。テスター自身の広い知識や思考力を土台に、目の前にいる被験者に対してどれだけ知的好奇心をもって接することができるか、OPIの根本を再認識したワークショップでした。

テスター資格のためには、これから約一年間をかけてのOPIテープの提出が必要となります。渡辺トレーナーからは、ワークショップ参加者の一人一人に対して、きめ細かな指導を行ないたい旨のうれしい励ましのことばが伝えらました。ぜひ、ワークショップ参加者も、その指導に答えていただきたいと願っています。

2008年12月24日 文責 早矢仕智子

  


2008年12月18日

渡辺素和子トレーナーによるOPIブラッシュアップセッション


日時:2008年12月23日(火)10:00~15:30
会場:時事日本語学院 鐘路第2キャンパス(試験専門学院Testmate)302号
講師:渡辺素和子トレーナー(ポートランド州立大学)
参加費:無料
参加資格:ワークショップ(9期生も含)を受講したことのあるOPI韓国研究会の会員とする。また、WSを受講したことのない会員でも、OPIの基本的な知識を各自自習してくることを前提に参加ができます。
                            主催:韓国OPI研究会

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○スケジュール
10:30~11:45 講義 
            超級レベルでの意見・仮定とは
            -インタビュー技術の実践演習-
11:45~12:30 トレーナーによるデモンストレーション
             討論
12:30~13:45 昼食
13:45~15:15 OPI会員からの提出テープのインタビュー判定(2本)
             討論
15:15~15:30 休憩
15:30~16:15 最近のOPIの動向について・質疑応答
16:45~       渡辺先生を囲んでの懇親会
            〔「智異山」(仁寺洞)〕

  


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