2011年05月30日

韓国OPI研究会2011年第2回定例会のご案内

日時:2011年6月4日(土)
   13時45分~17時00分【受付は13時30分から】

場所:時事日本語学院 鐘路本館401号             

内容:
13:30~13:45  受付

13:45~14:35  テープ判定と討論①
          角ゆりか先生(10期生・韓国外国語大学校) 

14:35~14:45  休憩

14:45~15:35  テープ判定と討論②
          小島堅嗣先生(10期生・ハンバット大学校)

15:35~15:50  休憩
   
15:50~16:50 発表とミニワークショップ
           「初級会話の待遇表現」
           ー挨拶場面によるオーセンティシティーー
          早矢仕智子先生(大眞大学校)
   
16:50~17:00  お知らせ・その他

  


2011年05月08日

韓国OPI研究会 2011年度第1回定例会報告

日時:2011年4 月9日(土)10:30~12:30(受付 10:15~)

場所:時事日本語学院 鐘路本館 401号室

参加者:(会員)15名・(新会員)1名  合計16名

【定例会内容】
1.10:30 ~11:45  OPI判定と討論①
            (テープ提供:林修辰先生〔西江大学校〕)
             (討論司会:大橋真由美先生)
林修辰先生がテスター資格取得のために提出した本番ラウンドテープ。判定が「上級の上」で確定しているもの(渡辺素和子トレーナー承認済)。全員で判定を行い、上位レベルで全員が「上級」という意見で一致した。RPの敬語の出来がよくなかったこと、話に論理性や抽象性が不足している点など、「超級」ではない判定材料が明確に抽出されていた。下位レベルでは、「上」と「中」のほぼ半数に分かれたが、「超級」の課題であるトリプルパンチも大きな挫折は見られなく、「上級の上」の判定を共有できた。当日、林修辰先生がご欠席だったので、残念だったが、ご本人から詳細なグリッドが提出され、判定の根拠が論理的に理解された。トリプルパンチがうまくなされた上級話者へのお手本のようなOPIであった。

2.11:45~12:30  OPI判定と討論②
            (テープ:牧野成一トレーナー〔プリンストン大学〕)
           (討論司会:早矢仕智子)
2010年OPIソウルワークショップでの牧野成一トレーナーのデモンストレーション。牧野トレーナーにお願いをし、今回の定例会での判定テープとして、使用の許可をいただいた。牧野トレーナーの判定は「初級の上」であったが、参加者の判定のほとんどが「中級の中」であった。参加者から、「初級」と「中級」のOPI判定について、特にテキストの型である「文」について、疑問や質問が出された。後日、改めて、牧野トレーナーに、このデモンストレーションのOPIの判定の根拠について、問い合わせを行い、以下の解答(青文字)をいただいた。そのまま掲載を行いたい(被験者の名前だけ「Aさん」とする)。定例会での判定練習が、上級話者が中心になっていることも含めて、初・中級話者のOPIついて、ブラッシュアップの必要性を感じた。

◆牧野トレーナーからの解答
もう一度聞いてみると、このAさんは確かに文を作っているのですが、発音が悪いために(とりわけカタカナ語など)聞き取れない単語が多く、文が寸断されます。つまり、実質、文になっていない場合がときどきあります。料理法は終わりの方で単語のために挫折しています。おはこだと思われる音楽ゲームも何を言っているのか分かりませんし、日本のオタク文化の何が悪い影響を韓国に与えたのかも挫折しています。二つ目の上級のロールプレイのタスクは課長から休暇をもらうことだったのが、半日は働くということで妥協してしまっていて、十分できたとは言えません。以上を総合すると、この被験者のレベルは、やはり、「初級の上」だと思います。ただ、中級の下と考えた人は初級の下とは隣接レベルの違いですから、許される差異です。

12:30~12:40  休憩

3.12:40~13:20  OPI判定と討論③
            (テープ提供:湯浅千映子先生〔清州大学校〕)
            (討論司会:木田佳与子先生)
10期生の湯浅千映子先生が行ったテスター資格取得のためのOPIテープ。取得中ということで、ACTFLに提出しない予定のものをご準備いただいた。事前に、湯浅先生から、「段落ができているか、突き上げができているか、皆さんにご指導をいただきたい」ということだった。
OPIは口頭能力試験であること、テストとして判定するためには、判定材料を抽出することが目的であり、そのためには、どういった質問をすれば、求める判定材料(段落も含めて)が返ってくるのかを常に考えなければならない。OPIでは的確な質問によってこそ、被験者のレベルを判定する材料が正確に抽出できること、テスター資格者・未取得者も含めて、日常の教室活動においても、大いに振り返らなければならない課題の一つであると、改めて感じた。
湯浅先生には練習ラウンド中に、積極的なお申し出と詳細な文字起こしの資料も提出いただき、大変感謝申し上げたい。新鮮なOPIを聞かせていただき、新学期にあたって、OPIの根本を参加者でシェアできたことをうれしく思う。

4.13:20~13:30
総会(昨年度の報告&今年度の予定)
会員のみ別途報告
                             文責 早矢仕智子


  


Posted by J-OPI-K at 19:47Comments(0)定例会
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