2008年02月15日

第1回ブラッシュアップセッションの報告

齊藤眞理子トレーナーによるOPIブラッシュアップセッションの報告


2007年1月29日(月) 午後1:30~5:30から、時事日本語学院江南キャンパス401号室にて、齊藤眞理子トレーナー(文化女子大学)をお招きして、 WSを受講したことのある韓国OPI研究会の会員を対象に、 OPIブラッシュアップセッションを行いました。

参加者は金淑子、桜井、齊藤麻子、朴恵成、徳間、齊藤ゆきえ、永谷、川口、迫田、飯田、国実、土屋、湧田、広瀬、大工、孫貞淑、二色、早矢仕、相澤、峯崎、奥山の21名(敬称略、順不同)でした。

まず、1:30から3:00 にかけて、判定の際の重要な概念について講義をしていただきました。その結果、注意を要する点が以下のようにあげられました。

1.超級話者には抽象性だけではなく、具体的で精密な描写や叙述が求められること

2.テスターに課されたタスクによって発話された抽出段落ではなく被験者が自発的に段落をつくりだす自発段落があるが、この自発段落が多すぎるのは好ましくなく、できるだけ課されたタスクによる段落を引き出すこと

その後、齊藤トレーナーによるデモンストレーションを目の前で拝見することによって、臨場感あふれるインタビューの過程を体感することができました。その後参加者全員で判定をおこない、中の上と判定した会員(トレーナーも中の上と判定)が大多数であることが明らかになりました。

休息をはさんで3:15から4:45までは湧田さんが準備したテープを聞いたあとで、判定を行い、文字起しされた内容を読みながら、抽出するレベルとそれにふさわしい質問の繰り出し方についての講義を受けました。その結果、

3.相手に興味をもつこと

4.自分が興味があることをむやみに聞かないこと

5.繁なあいづちや語尾をかぶせることは避けること

6.非言語を使用して相手に興味があるという信号を送ること

7.上級のつきあげを行うとき、あまりにも専門用語が必要なものは避けること

8.初級のつきあげは、中級のタスクで5W1Hで十分であり、安定したひとつのテーマのもと、一連の質問をスムーズに繰り出すこと

9.レベルチェックとつきあげの割合は被験者のレベルによって変化すること

などの有意義な指摘がありました。

その後ふたたび休息をはさんでから、5:00から5:30まで最近のOPIの動向についてCEFRの基準や問題点を中心にお話しを伺いました。

トレーナをお招きしての韓国OPI研究会の会員対象のOPIブラッシュアップセッションははじめての試みでした。課題としては、やはり冬休み中という時期的な問題があり、参加したくても事情により参加しにくかった会員も多かったと思います。それなりの意義と成果は得ることができたと自負していますが、今後のためにもブラッシュアップセッションの企画についてのご意見やご質問等よろしくお願いします。

2007年2月9日
文責 奥山洋子



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