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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2016年09月02日

OPIブラッシュアップ講座開催報告

去る8月19日(金)に、下記の講座を会員の皆様のご協力のもと無事開催できたことを報告いたします。

■講座名: OPIブラッシュアップ講座
■日時 : 2016年8月19日(金)14時00分~17時30分
■場所 : 国際交流基金3階第3セミナー室
■対象 : 韓国OPI研究会会員およびOPIに関心をお持ちの方
■費用 : 無料
■講師 : 嶋田和子トレーナー(一般社団法人アクラス日本語教育研究所)
■内容 : ①OPIとは何か?テープセッション
       ②ワーク「これでいいのか会話教育~スクリプトからわかること~」
       ③日本語OPIcとJOPTに関して、質疑応答
■参加人数:24名(うち、韓国人5名)

韓国人を含む多くの方々が参加され、嶋田トレーナーのパワフルで魅力的な講義に耳を傾け、そしてグループワークに
熱心に取り組みました。参加者の中にはOPI自体に興味を持つ方々、OPIを授業に活かしていきたいと考えている方々
など様々な方がいらっしゃいました。OPIの大きな可能性を改めて実感できた講座になったと思います。

今回の講座も、会員の皆様の多大なご協力のおかげで盛況のうちに終えることができました。
会員の皆様に感謝いたします。

<文責 小島堅嗣>  


Posted by J-OPI-K at 21:26Comments(0)

2016年06月24日

2016年 第2回定例会報告

2016年第2回定例会報告書
日程:2016年5月28日(土)10:30~12:45(10:15 受付開始)
場所:ハナ多文化センター タリン(多隣)
参加者:9名


内容:
10:30~11:25 嶋田和子先生の論文講読及び討論
司会:小島堅嗣先生

今年8月に開催される第13回OPI試験官養成ワークショップにトレーナーとしてお招きする嶋田和子先生(一般社団法人アクラス日本語教育研究所)の論文「インタビュー技術の向上をめざして―効果的な発話抽出のためにすべきこと―」(2010,『 日本語OPI研究会20周年記念論文集・報告書』pp.30-44)を読み、内容について全体で話し合った。
この論文では、(1)共感的な聴き方、(2)質問力及び突き上げ力、(3)話題のスパイラル展開力、(4)ロールプレイ力といった、OPIテスターが身につけるべき能力について、具体例を示しながら述べられている。
話し合いでは、まず、日本語教師で韓国語がわかるテスターの場合、被験者の発話が日本語として不適切であったり韓国語的な表現であっても、理解できてしまうことが多いため、つい聞き返さずに過ぎてしまうことがあるが、インタビュー中は「外国語が話せないように振る舞うこと」そして「教師のように振る舞わないこと」に常に気をつけるべきであることが確認された。
また、一つの話題について、中級、上級、超級とレベルを上げていく「スパイラル展開」について再確認し、あるテーマについてどのようなスパイラル展開が可能か普段から考えておくと、インタビューの際役立つというアドバイスがあった。
また、ロールプレイの中でも超級ロールプレイが効果的に行われていない場合が多いことが指摘され、敬語と砕けた言い方が引き出しやすい場面の設定(例:敬語=有名人へのインタビュー、砕けた言い方=有名人にインタビューした内容を友達に話す 等)が必要であるという意見が挙げられた。
テスター取得者はテスターとしての心得を再確認し、今年ワークショップに参加する予定の方々(13期生)は、テスターが具体的にどのようにインタビューを構成していくのかを知るいい機会になったと思われる。


11:40~12:35 テープ判定と討論
テープ提供:永田沙織(12期生)
司会:及川ひろ絵先生

昨年テスター資格を取得した12期生のテープを一本聞き、レベル判定とその根拠、テスターの質問の仕方や構成についてのアドバイス等について各グループで話し合った。
その結果、判定は「中-上」から「上-下」だという意見が多く見られた。フロアが中級か上級か判断しかねる理由として、文の羅列で話しているのか段落で話しているのか、判定しにくいという点、社会的なトピックについての説明が不十分である点が指摘された。また、ロールプレイでは、ついテスターが話をリードしてしまいがちであるが、被験者の発話を引き出すために、テスターは自身の発話量を減らし、待つ姿勢が必要であるということが再確認された。
今回参加してくださった13期生の方々からは、自分がインタビューできるようになるか不安だという声や、インタビューの流れや注意点を理解することはできても、それを実際に行うのは難しそうだという意見が聞かれた。試験官養成ワークショップでは、OPIの理論及びインタビュー技術が体得でき、参加者にとって有意義な経験になることが期待される。

12:35~12:45 今後の活動予定等
今年8月に開催される、ブラッシュアップセッション(8/19)と、第13回OPI試験官養成ワークショップ(8/20-8/23の4日間)のお知らせがあった。トレーナーは嶋田和子先生で、ワークショップには日本から6名、韓国から5名、計11名が参加することになっている。会場は、今回の定例会で使用したハナ多文化センター・タリンが検討されていることが報告された。

<文責:永田沙織>  


Posted by J-OPI-K at 00:14Comments(0)定例会

2016年05月08日

2016年度第2回定例会のお知らせ

会員の皆様

新緑の季節となり、さらに連休も重なっているよい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、2016年度第2回の定例会の日時が5月28日(土)の午前10時30分から、場所は当初の鐘路から地下鉄4号線の
한성대입구駅近くにあるタリン(多隣)というところに変更になりましたので、ご連絡いたします。

内容は、①この夏のワークショップ(2016年8月20日~23日)でトレーナーとしていらっしゃる嶋田和子先生の論文を読んで、OPIのインタビュー技術について話し合うことと、②実際のOPIの音声を聞いてレベル判定をし、小グループで話し合うことの2本立てとなります。

この夏のワークショップに参加される方(13期生)はもちろん、すべての参加者にとって役立つ内容になればと考えております。

今回の定例会についてのお問い合わせは、いつでも小島宛にお願いいたします。

韓国OPI研究会
2016年度 第2回定例会担当: 小島堅嗣(こじまけんじ)/培材大学校
連絡先: 010-4000-0259 syaodao2002@yahoo.co.jp


*********************************************************************************

2016年度 第2回定例会
日時: 5月28日(土) 10:30~12:45(10:15より受付開始)

場所: ハナ多文化センター「タリン(多隣)」地下鉄4号線「한성대입구」駅の3番出口を地上に出て右側に見えます(ハナ銀行の建物)
    詳細は、http://hanadarin.com/intro/intro03.php をご参照ください。

内容:
10:30~11:25 嶋田先生の論文を読み、インタビューの基本項目を理解し、疑問点などを参加者全員で話し合う。
            ※嶋田先生の論文は以下からPDFファイルでダウンロードできますので、参加者の皆様は各自準備
             (と予習!)をしていただけますよう、お願いいたします。

            日本語OPI研究会HP(www.opi.jp)→「OPI資料集」→「日本語OPI研究会20周年記念論文集・報告集」紹介
            →嶋田和子(2010)「インタビュー技術の向上をめざして-効果的な発話抽出のためにすべきこと-」

11:25~11:40 <休憩>

11:40~12:35 テープ判定と討論(12期生が収録した音声データを聴く予定です)

12:35~12:45 第13回韓国OPIテスターワークショップについてのお知らせ、質疑応答など

その後、お食事会


韓国OPIホームページ: http://opik.da-te.jp


★たくさんの皆様のご参加を、心よりお待ちしております★



  


Posted by J-OPI-K at 21:25Comments(0)

2015年10月30日

2015年第3回定例会報告書

2015年第3回定例会報告書
日程:2015年10月17日(土)10:30~12:45(10:15 受付開始)
場所:鍾路時事本館505号室
参加者:10名

内容:
10:30~10:45 第10回OPI国際シンポジウムのご報告  
報告者:川口慶子先生

 8月末に北海道函館市で開催された第10回OPI国際シンポジウムの報告についての報告があった。OPIが導入されてから25年、参加者200名余り、基調講演2回との大盛況なシンポジウムだった。シンポジウムのテーマは「多様なつながりとOPIの可能性」。川口先生は今シンポジウムの実行委員をされながら3つの”つながり”について感じたという。
 一つ目は研究会間のつながりの必要性。他国のOPI研究会はどのような研究を行っているのか、抱えている問題点があるならばそれは何かなどの情報交換及び連帯が必要である。二つ目は英語教育をご専門とされている大津先生の講演-母語教育と外国語教育の”つながり”としての日本語教育のあり方から。英語といっても話し手の母語によって様々な英語があるように、日本語にもそのような視点が必要である。“グローバル・ジャパニーズ”として今後、何を目標とした日本語教育を目指すのか、日本語の多様性を見据える時期に来ているのではないか。三つ目はトレーナー間のつながり。新しいOPI判定とこれまでのOPI判定のやり方でトレーナー間での一致がなされた。(詳しくは嶋田先生のアクラスのHPをご参照。http://www.acras.jp/
 これら3つのつながりがさらに密接になっていけば、OPI研究及び実践のさらなる可能性が広がっていくことと思われる。

10:45~11:45 テープ判定と討論
テープ提供:井口恵菜先生(12期生)   司会:迫田亜希子先生

 今回テスターを取得された井口恵菜先生の認定ラウンドのテープ。①レベル判定とその根拠、②インタビュアーの質問の仕方や構成についてのアドバイスの2点について各グループで話し合いが行われた。結果、各グループでサブレベルの判定に差が出た。一つ目のグループでは「上-上」という判定。二つ目のグループでは「上-中」から「上の下」と意見が分かれた。話し合いでは主にテスターの聞き方についてアドバイスや意見が出た。テスターの聞き方としてはやはりトリプル・パンチに難しさがある。プレリュードは大変素晴らしかったが、反論の聞き方-「反論するとしたら」という聞き方ではなく、「AとB、どちらの意見を支持しますか」という聞き方が適切である、将来の展望に関する聞き方が曖昧ではないか、テスターの説明が長すぎではないか、などの意見が出た。以上のことから被験者がどのように答えていいのか、全体的に答えにくい問いとなってしまい、被験者の発話レベルが自己レベルに落ちてしまっているのではないか、という指摘があった。
 また、ロールプレイに関しても順番がフォーマル→インフォーマルの方が被験者は答えやすい流れであろうという意見が出た。この点に関し参加者間で、上級―上及び超級のロールプレイを行う際は、フォーマル→インフォーマルで最後は全体的にトーンを落ち着かせ被験者に気持ち良くテストを終了してもらうという流れで行う、という再確認が行われた。
 OPIの実践を怠っていると少しずつやり方にもズレが生じたり自己流になってしまう点があるが、こうして研究会に参加することでそのズレを埋め、やり方を再確認する有意義な機会となった。

12:00~12:30 研究助成金に関する説明と相談
 OPIに関連した研究活動を行う際、プロジェクトを促進させるための一つの手立てとして研究会の会費から助成金を搬出することに関し話し合いが持たれた。但し、この助成金はメンバーを韓国OPI研究会の会員で構成する際、支援されるものである。具体的には以下4点について話し合いが持たれた。1.プロジェクトの開始の方法-申請方法、メンバー確定方法。2.プロジェクトの義務-学会発表、研究期間2年以内、報告書の提出。3.具体的な助成金の金額など。日本の日本OPI研究会でもすでに助成金による研究バックアップはなされているが、それにならい、今後の新たな取り組みとして韓国におけるOPI研究の活性化の場として期待される。

12:30~12:45 新役員の認定と紹介
 4年間の会長、役員の期間も合わせると8年間OPI研究会のために尽力して下さった川口慶子先生に代わり、通例によって事前に前会長から指名されていた木田佳与子先生は新会長に就任されることとなった。また、役員スタッフには迫田亜希子先、小島堅嗣先生、永田沙織先生、及川ひろ絵が紹介された。新規役員スタッフの改選について参加者全員から承認を得た。

<文責:及川 ひろ絵>  


Posted by J-OPI-K at 05:52Comments(0)

2015年04月06日

2015年第1回定例会報告書

2015年第1回定例会報告
日程:2015年4月4日(土)14:00~17:00(13:45受付開始)
場所:時事日本語学院 TESTMATE 201号室
参加者:13名

内容:
14:00~15:30 テープ判定と討論①
テープ提供:粟国亜耶香先生(12期生)
    司会:川口慶子先生

現在テスター資格取得中の12期生・粟国先生から提供していただいたテープを聞き、①レベル判定とその根拠、②インタビュアーの質問の仕方や構成についてのアドバイスの2点について各グループで話し合いが行われた。
各グループとも、判定不可能であるという結果であったが、強いてレベルを判定するとすれば「上-中」、または「上-上」という意見であった。その根拠として、インタビュアーの質問の意図が不明瞭であったことにより、引き出したいタスク(描写、叙述、比較等)が効果的に引き出されていない点が挙げられた。また、トリプルパンチに入る前のプレリュードが短く、語彙レベルも上がっていなかったことにより、超級レベルの発話が引き出されておらず、個人的な経験レベルの発話に落ちてしまっている点も指摘された。構成については、超級レベルだと判断した場合、ロールプレイは敬語と友達言葉の2つを行わなければならないこと、トリプルパンチは「上-下」で1回、「上-中」以上で2回行わなければならないことを再確認した。
会員の皆さんから、多くの意見やアドバイスが出され、テスター資格取得中の12期生にとっては刺激になる、有意義な討論であったと思う。

15:45~17:00 テープ判定と討論②
テープ提供:濱畑静香先生(12期生)
    司会:木田佳与子先生

後半は、12期生の中で最も早くテスターに合格なさった濱畑先生が練習ラウンドで提出なさったテープを聞いて、同じく①レベル判定とその根拠、②インタビュアーの質問の仕方や構成についてのアドバイスの2点について各グループで話し合った。
その結果、「上-上」から「超級」、「上-中」から「上-上」、「上の下」と意見が分かれた。被験者がドイツ人学習者であったため、普段韓国人学習者の日本語に慣れてしまっている私たちにとっては、慣れない発音に聞き取りにくさを感じた方も多かったようだ。「段落」で話せているのか、または「文の羅列」になっているのかという点について意見が交わされ、「段落」の捉え方について再度確認する必要があるという指摘があった。被験者の発話を引き出すために、インタビュアーが「待つ」ことの重要さも再認識された。また、敬語を引き出すロールプレイでは、敬語が出やすい「依頼」の場面等に設定するのが効果的であるというアドバイスがあった。
普段聞くことの少ない、韓国人以外の被験者のテープということで、新鮮であったと同時に、全体的にレベル判定が厳しくなりすぎているのではないかという点を再確認するいい機会となったと思う。

17:00~17:10 昨年度の収支決算報告、本年度の活動予定等
昨年度の収支決算報告と本年度の活動予定についてのお知らせがあった。本年度は、7月31日~8月2日の3日間「第10回OPI国際シンポジウム」が北海道函館市で行われる予定で、4月1日から参加申し込みが開始されている。また、第2回定例会をテジョンで開催しようという案が提案され、今後検討していく予定である。

<文責:永田沙織>
  


Posted by J-OPI-K at 23:45Comments(0)定例会
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