2019年08月29日

第14回ACTFL-OPI試験官養成ワークショップ報告

第14回ACTFL-OPI試験官養成ソウルワークショップ報告

日時:2019年8月21日(水)~24日(土) 9:00~18:00(最終日は17:00まで)

会場:ハナ銀行多文化センター「多隣」

主催:韓国OPI研究会

講師:嶋田和子トレーナー(一般社団法人アクラス日本語研究所)

参加者:10名

第14回ACTFL-OPI試験官養成ソウルワークショップが無事に終了しました(今回から修了証は手渡しではなく、電子データで別途受講生に送付されることになっています)。

3回目の招聘となった嶋田和子トレーナーが、今回も厳しくも温かく指導をしてくださいました。そのため参加者たちも最初はとまどいや緊張があったようでしたが、だんだんと積極的に質問や意見交換をするようになり、OPIの被験者に対するインタビュー練習もだんだんと楽しめるようになったようです。

今回参加してくださった10名(日本人8名、韓国人2名)は「OPIを授業に活かしてみたい」「会話試験の客観的な評価方法が知りたい」という明確な目的をお持ちだったので、嶋田トレーナーの一言一言を丁寧に受け止めながら非常に興味深く聞いていて、それぞれに大きな収穫を得たようです。

今回のワークショップにおける大きなポイントは2つありました。1つめは「質問に関しては易→難へスパイラル(らせん状)にあげていくこと」、2つめは「判定に関しては被験者が全体としてできていることを見ること。一部の挫折を判定の材料にしてはいけないこと。」です。参加者は最初はこの2点を理解し(自らインタビューをして)実践することに苦労していましたが、ワークショップの4日間を通して徐々に自分のものにしていました。

4日間のワークショップを通じて参加者相互の絆も強いものになりました。さらに4人の運営委員や運営委員以外の先生方にも多くの協力をいただき、研究会全体としての絆も強くなったことを実感しました。最終日に全員が口々に宣言していた「これからが始まりだ。」という言葉を胸に、これからもOPIの仲間を大事にしながらテスター取得まで一緒に頑張ってほしいと思います。

*各参加者のワークショップ体験記については、HP上の「参加者の声」に掲載予定です。

2018年8月29日 文責 小島堅嗣
  


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2019年06月28日

2019年11月 第一回日本語プロフィシェンシー研究学会 仮申込のご案内

日本語プロフィシェンシー研究学会さまより、今年11月に開催される第一回日本語プロフィシェンシー研究学会国際大会に関する
仮申込の情報です。
どうぞご参考くださいますよう、宜しくお願い致します。

*******************

お世話になっております。
日本語プロフィシエンシー研究学会広報の尾沼です。

2019年11月に中国大連で実施予定の第一回日本語プロフィシェンシー研究学会国際大会(連シン)について、下記2点ご連絡いたします。

1.シンポジウム仮申込ご協力のお願い
2.研究発表応募締め切りのお知らせ

▼連シン特設HP
http://dalian2019.proficiency.jp/

*********
1.シンポジウム仮申込ご協力のお願い
シンポジウム運営委員会では、中国側と協力し、準備を進めております。
現段階で参加を検討されている方の大凡の人数を把握したいと思いますので、
「仮申込み」にご協力ください。

▼仮申込フォーム
http://dalian2019.proficiency.jp/?page_id=262

※注意
この申込みは、シンポジウム準備推進の参考に行われる「仮申込」です。
お申込み頂いた方には、10月中旬頃に担当者から最終的な出欠確認メールをお送りいたします。
出欠確認メールへのご返信をもって正式な申し込みになりますのでご注意ください。


2.研究発表応募締切のお知らせ
連シンの研究発表への応募は、当初の予定通り締め切りました。
多数のご応募ありがとうございました。
ご応募してくださった方々には、審査を行った上で結果を報告いたします。
*********

以上、よろしくお願いいたします。
  


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2019年03月24日

2019年度 第14回 OPIテスターワークショップ(申し込み受付開始)

本研究会では、今年2019年8月にOPIテスターワークショップを行います。
参加ご希望の方は、メールにてお申し込みください。
ただし、本研究会会員の方を優先させていた来ます。
(本研究会への入会手続きは随時行っております。メールにてお問い合わせください。)

日時  :2019年8月21日(水)~8月24日(土)(全4日間)
場所  :ソウルにて開催予定
参加人数:最低7名~最大11名
参加費用:約110万ウォン(練習ラウンドおよび本番ラウンドの音声審査費を除く、参加人数によって多少の変動有)
ワークショップトレーナー:
      嶋田和子先生(アクラス日本語教育研究所代表)

ワークショップ申し込み期間:
  2019年3月23日(土)~2019年3月31日(日)
申し込み先 :
 会長の迫田のメールアドレスか、以下のメールアドレスまでお申し込みください。
  kankokuopi★gmail.com
 (★をアットマークにご変更ください)
  お名前、ご所属、e-mailアドレス、お電話番号をご記入の上、ご連絡ください。  


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2019年03月18日

2019年度第1回定例会報告

2019年第1回定例会報告書
日程:2019年3月16日(土)10:30~13:00(10:15受付開始)
場所:ハナ多文化センター「タリン」3階会議室
参加者:16名(現地参加15名、ZOOM参加1名)
内容:
10:30~10:40 OPIの理論説明(迫田先生)
  ・OPIの4つの主要レベル(超級、上級、中級、初級)と3つのサブレベル(-上、中、下)
の特徴。
  ・OPIのインタビューの手順(導入→話題収集→突き上げ→ロールプレイ)。

10:40~11:10 デモンストレーション(テスター:迫田先生、被験者:大学3年生、男性)
インタビューの流れ
住んでいるところ、交通
   ↓
授業のこと(日本の映像と文化)
   ↓
映画のこと(『鉄道員』)
   ↓
韓国での65歳以上の地下鉄乗車無料について
(メリットとデメリット)
  ↓
コンビニでのアルバイトについて
  ↓
食物廃棄(フードロス)について
  ↓
ロールプレイ
 (本を執筆した教授本人に、本を送って
  もらえるよう電話で依頼)
   
11:10~11:35 レベル判定とディスカッション(司会:後藤先生)
・判定は中級―上(3名)、上級-下(4名)、上級-中(5名)および上級-中か上で迷う(2名)
   となった。
  ・全体的に上級のタスクをこなしていた(個人レベルから社会的な話題まで対応、つきあげ
   にも対応していた、段落を維持していた)。
  ・ロールプレイができていなかった(タスクの内容を勘違い、丁寧な切り出しができず失礼な
   印象になってしまった、敬語が出ていなかった等)ために、上級の下位レベルをどう判断した
   らよいか難しいという意見が多く出た。
   
11:35~11:45 休憩

11:45~12:05 (録音)音声判定(音声提供/テスター:小島、被験者:会社員、女性)
   インタビューの流れ
      自己紹介
       ↓
      仕事内容
       ↓
      住んでいるところ
       ↓
      小説のこと(『太白山脈』)
       ↓
      日本料理を食べた経験
       ↓
      逆質問(被験者からテスターへの質問)
 
12:05~12:25 レベル判定とディスカッション(司会:迫田先生、後藤先生)
・初級-中、初級-上の2つの判定に分かれた。
・初級-中である理由としては、暗記した表現を使って簡単な文を作ることが
 できた点が挙げられた。そして被験者が自分で作り出した文がどの程度あるか、
 また逆質問がどの程度できていたかの判断が、初級-中と初級-上の判定を分ける
 ポイントとなった。
・音声提供者(小島)は「初級-中」としてトレーナーに提出していた(2011年度)
が、結果はOKであった(ただし内容についてのトレーナーからの具体的なコメントはなし)。

12:25~13:00 研究会からの連絡事項
1)決算報告(後藤先生)→報告後、参加者全員の承認を得た。

2)研究助成プロジェクト報告(小島)
2017年度分:研究テーマ「 「どう・どんな質問」による効果的な発話抽出の一考察
- OPI訓練生のインタビューデータをもとに-」
から発展した2本の論文が、それぞれ学術誌(韓国日語教育学会2019.2、
プロフィシェンシー研究学会2019.6)への掲載されることが決定。

2018年度分:研究テーマ「OPIの主要レベルにおける判定差異の要因-3名のテスター
による判定結果の比較-」
・2018年3月24日、韓国日本語学会にて口頭発表
・2018年5月31日、全北大学校主催日本語学術大会で口頭発表
・上記発表時の課題(OPIを知らない方にたいしてもわかりやすい問題設定
と解決法の提案をする。データを増やし、精密に分析する。)を踏まえ研究を継続する予定。

  3)2019年度ワークショップおよび年間スケジュールのお知らせ(迫田先生)
   ・2019年度OPIテスターワークショップ
    日時  :2019年8月21日(水)~24日(土)
    場所  :ソウルにて開催予定
    参加人数:最低7名~最大11名
    参加費用:約110万ウォン(参加人数によって多少の変更あり)
    ワークショップトレーナー:嶋田和子先生(アクラス日本語教育研究所代表理事)



    ワークショップの申し込み受付
    2019年3月23日(土)~3月31日(日)※研究会会員優先
    申し込み先
    会長の迫田のメールアドレスか、以下のメールアドレスにご連絡ください。
    kankokuopi★gmail.com
    にお名前、ご所属、E-MAILアドレス、電話番号をご記入の上、お送り
    ください。(★をアットマークに変更してください)

   ・2019年度韓国OPI研究会関連の活動
    6月上旬:第2回定例会
    8月20日:韓国OPI研究会20周年行事(予定)
    8月21日~24日:ワークショップ
    9月下旬~10月上旬:第3回定例会
    11月2日~3日:国際プロフィシェンシーシンポジウム@大連
    12月上旬:第4回定例会
    12月7日:韓国日語教育学会 企画発表
    
今回は新しく参加してくださった方も多く、総勢16名の参加者がいらっしゃいました。そして、
デモンストレーションや音声データを聞いての判定と、ディスカッションも大変盛り上がって
いました。判定結果やその理由などについてうかがっていくと、参加者の皆様の理解度が
非常に高いということを実感しました。これからOPIが日本語教育の場面で多く活かされる
可能性を感じました。
OPIに興味を持たれた方は、定例会、学会での(研究会・個人での)発表なども行っています
ので、ぜひ一度見にいらしてください。
    
(文責:小島)
  


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2019年01月28日

OPIワークショップ日本開催30周年・アルク創立50周年記念シンポジウムのご案内

OPIワークショップ日本開催30周年・アルク創立50周年記念シンポジウム
日本語OPIが切り拓く新たな日本の社会

【主催】アルク
【協力】日本語OPI研究会・日本語プロフィシェンシー研究学会・九州OPI研究会・
浜松OPI研究会・凡人社

日本国内でACTFL-OPI試験官養成ワークショップが開催されて30年になります。こ
れまでに1000名ものOPIテスターを輩出してきました。OPIワークショップ日本開催
30周年を記念してシンポジウムを開催します。
講演、パネルディスカッションを通して、社会と繋がり社会を切り拓く日本語教育
と日本語OPIを考え、提案します。多くの方のご参加をお待ちしております。

【日時】2019年4月7日(日)13時30分〜17時00分
※シンポジウム終了後、懇親会を予定しています

【場所】TKP市ヶ谷カンファレンスセンター
(東京都新宿区市谷八幡町8番地 JR・地下鉄市ヶ谷駅より徒歩2分)

【定員】シンポジウム200名  懇親会 100名

【参加費】シンポジウム 1,000円 懇親会 3,000円

【プログラム】
1 13:30〜13:40 開会の挨拶
2 13:40〜14:10 講演:OPIのインパクト——プロフィシェンシーを志向し
たことばの教育とは
鎌田修(南山大学 元教授)
3 14:10〜14:30 OPI活用事業の事例紹介
4 14:45〜16:05 パネルディスカッション 司会:奥野由紀子(首都大学東
京 准教授)
■タイトルとパネリスト:
「外国人材受け入れの現状と課題」山下 渉(楽陽食品株式会社管理部 部長)
「OPIテストの発問からわかるコミュニケーション能力」伊東祐郎(東京外国語大
学 教授)
「多文化共生社会におけるOPIテスターの役割」嶋田和子(アクラス日本語教育研
究所 代表理事)
5 16:05〜16:35 講演:ポストOPIワークショップで考えること
牧野成一(プリンストン大学 名誉教授)
16:35〜16:50 質疑応答
6 16:50〜17:00 閉会の挨拶

【申し込み方法】
以下にアクセスしてお申し込みください。
https://www.alc.co.jp/seminar/#j0407s  


Posted by J-OPI-K at 09:08Comments(0)
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