2008年02月15日

第5回ワークショップ参加者の声

◆韓国では、自主開催という形を取るので、日本でワークショップを受講するのに比べて参加費用がかなり抑えられるというのが一番の魅力です。(その分、研究会の先生方のご苦労は並大抵のものではないと思います。いくら感謝してもしたりないくらいです。)

実際のワークショップも、ハードなスケジュールではありますが、全体的に和気藹々とした雰囲気で、質問などもしやすかったと思います。私たちの期のトレーナーだった齋藤先生もとても気さくな方で、初心者にも分かりやすく講義してくださいました。全体的に、非常に満足できるワークショップでした。(A. I )



◆ワークショップというと、午後にデモンストレーション(公開インタビュー)を控え、みんなで緊張に青くなりながら、ソルロンタンやスンドゥブを食べていた姿を思い出します。30分間初対面の人と向き合う(姿を他の人にも見られている…)というのは私にとって予想以上に緊張する作業でした。それは、インタビューがどのように展開するかわからない怖さでもあり…、しかし、それだけOPIのインタビューが被験者一人ひとりと向き合う作業であるということなのだと思います。トレーナーの齋藤先生には、被験者に合わせて適切にインタビューを展開することを教えていただいたように思います。適切に展開することで被験者が、本人が思っている以上の言葉が引き出され、充実した表情でインタビューを終えていたのが印象的でした。(齋藤先生のインタビューを受けた被験者がそうでした!)まだまだ実践には至っていませんが、今後も勉強を続けることで、少しずつでも近づけていければと思っています。(N. N )



◆OPIワークショップに参加する皆さんへ

その一 自分自身の日本語教育の方法や概念を、とりあえず白紙にしてみましょう!

その二 配布された試験官養成用マニュアルを、何回も読みましょう!

その三 インタビュー実践は、(難しいけれど)楽しみながらやりましょう!

その四 謙虚な心と感謝の気持ちを忘れないようにしましょう!

その五 ワークショップ同期生の交流こそ、ライセンス取得での心の支えです!

「完成」や「完璧」がないからこそ、やりがいのあることがあります。OPIによって、自分自身を振り返ることができ、新しいステップとして大いに刺激的でした。世界が広がる実感を、ぜひ味わってください!応援しています。(T. H )



◆勤務先の学校で会話授業を担当することが多いのですが、上級1・2、中級1・2の各レベルをどのように位置付けるのかが、自分自身の中でずっとあいまいなまま授業をしてきました。そんなときにOPIのデモンストレーションを見て、会話能力を客観的に判断することができる基準を持つOPIに興味を持ちました。

 ワークショップは朝から晩までスケジュールがびっしりで、正直言って、消化しきれない部分もありましたが、他の参加者の先生方と試行錯誤しながら、時には励ましあいながら、一歩ずつ前に進んでこれたような気がします。今思うとこの「試行錯誤」がよかったように思います。トレーナの先生に手取り足取り教えていただくより、自分で考える「癖」がついたような気がします。

 学生にOPIのことを話すと、みんなとても興味を持ってくれます。それは、既存の試験では自分の会話能力のレベルを知ることができないからです。会話試験の需要はこれからますます高くなっていくと思います。そのような需要に答えられるように、そして自分自身の教師としてのスキル・アップのためにも、これからもOPIの勉強を続けていきたいと思います。(Y. S)



◆OPIワークショップを経験して、まずよかったことは、同僚と、学習者の口頭コミュニケーション能力について、同じ基準に基づいて話しあえるようになったことだと思います。その意味でも、私の場合、同僚といっしょにワークショップに参加できたことは幸運なことでした。今までは、「Aさんはかなり話せますね。」「ふーん、かなり話せるのね。」などと言っても、お互いに、何を基準に置いているのか、心もとないところがありました。それが、OPIの基準を念頭に、何ができて何ができないのかを挙げていくと、情報が整理されて伝わりやすいことがわかりました。

 実は、初めは、アメリカで開発されたOPIの基準が、果たして日本語に馴染むのだろうか、と半信半疑だったのです。現在は、十分に適用可能なものだと感じています。「口頭コミュニケーション能力の育成」を目標としたコースを設計するときなどにも主柱として頼れそうです。しかし、一方で、「日本語の口頭コミュニケーション能力が高い」ということはどういうことなのか、「(現在の)OPIで測れない/測りにくい要素はないのだろうか」といった問題についても、OPIを盲信することなく、考え続ける必要があるようにもおもわれます。(Y. I )



◆ACTFL-OPIのワークショップを受け、テスターとしての資格を取るため、被験者を探しインタビュー行ない、テープを聞き直しフィードバックを書く過程は大変でした。でも、それは学習者の一人一人の発話をじっくり聞き、特徴を捉えるいい機会になりました。同時に、自分自身の話し方の癖を知り、見直すことができたこともよかった点の1つかもしれません。テスターとして、日本語母語話者として、自分自身が“超級”であるために、“超級的な話題”について考え、“超級的な話し方”ができるように訓練をこれからも日々続けていきたいと思います。(K. K)



◆我が5期生のワークショップは、2004年12月25日~12月28日という、日本ならとんでもない時期に行われました。クリスマス!歳の瀬!そんな貴重な時期をソウルに滞在して(私はテグ在住)、4日間も缶詰にされて!!!独り身で行き場もない私は「よかった!これでこの時期閑がつぶせる!」と、喜び勇んで参加しました。

4日間のソウル滞在は、まあ私にとっては小旅行のようなものでした。昼はソウルの中心近く、鐘閣の店に繰り出しては会食!夜も鐘閣の店に繰り出しては会食!クリスマスから歳の瀬に向かうソウルの夜の街は、電飾でイルミネートされ、オノボリサンには右も左も目新しいものばかり。男同士ならそこで絶対「ちょっと一杯!」となるところですが、今回参加の釜山チームは私を除いて皆さん「おしとやかな女性」ばかりで、会食後のお飲み物はせいぜい「ちょっとお茶でも!」という感じ。夜9時には散会して宿の自部屋に戻り、宿題のテープ起しと判定作業に入るまじめさ!私も見習ってテープ起しに入るのですが、ベッドで腹ばいになってするものですから、いつも途中で前後不覚になってしまい、テレビも電気もオンドルも付けたままZZZ。夜中にオンドルが熱くて、胸を掻きむしりながら目覚めるという連夜でありました。

宿出発の時間にはそんな私がいつも遅れて(1,2分ですが)、皆さんの冷たい視線を感じながら朝のソウルの街へ。白い息がそのまま凍りつきそうな厳寒のソウル!…を予想してダルマのように着膨れして出たのに、その年はソウルも暖冬だとかで、青磁色に淀んだソウルの空を見上げながら、「さあ、今日はどんなオメザが準備されてるかなあ?サンドウィッチあったらいいなあ!」などと、とぼけたことを考えながらの「通学」でした。 …今となっては楽しい思い出です。(H. N)



◆OPIについては以前知人から話を聞いていて興味がありました。ネイティブとして会話の授業にかかわる機会が多くある中、 OPIの知識と技術は今後自分にとって必要であると感じていました。そんなある日、ワークショップがソウルで開かれると聞き、これを逃してはならないと思い申し込みました。しかし、ワークショップに参加するまで自分がやったことといえば、 OPIに関する本を一冊と、前もって送っていただいたガイドブックに目を通すことだけでした。ぶっつけ本番でなんの心の準備もなく参加してしまったというのが正直なところでした。

不安でいっぱいでしたが、齋藤真理子トレーナーの柔らかさにまず感動して、講義もとてもわかりやすく、また一緒に参加した方々とも仲良くなるにつれて、不安は薄れていきました。逆に、慣れていくにつれて負担になってきたのが自分の「インタビューの下手さ」と「判定の不正確さ」でした。頭で考えているほどインタビューはうまくいかないし、他の人のインタビューを聞いても判定を正確に出すことができません。ワークショップが進むにつれてどんどんわからなくなっていく感じでした。それでも齋藤トレーナーのご指導のもと、最終的には、なんとかできそうかな、という感じで終わったように思います。

あっという間の4日間でしたが、中身は本当に充実すぎるぐらい充実していました。短い時間でたくさんのことを学ぶことが出来ました。

 ワークショップは、テスターへの道のりの最初の一歩にすぎません。でも、あのワークショップがなかったらテスターへの道を出発することもできなかったわけですから、本当に貴重な期間だったと思うし、あの期間の悪戦苦闘も無意味ではなかったと思います。期待と不安に胸を膨らませていたあのときの自分がこれからも「原点」になっていくのだろうと思います。

ハードスケジュールの中、みんなで励ましあいながら乗り越えたワークショップ。齋藤トレーナーとの絆とともに忘れられない思い出になりました。お世話をしてくださった先輩の先生方、そして齋藤トレーナーに心から感謝を申し上げたいと思います。(Y.A)


同じカテゴリー(WS参加者の声)の記事
 第13回OPIテスター養成 ソウルワークショップ参加者の声 (2016-11-21 13:34)
 第12回ソウルワークショップ参加者の声 (2014-10-25 11:46)
 第11回ソウルワークショップ参加者の声 (2013-02-26 22:14)
 第10回ソウルワークショップ参加者の声 (2011-01-11 12:04)
 第8回ワークショップ参加者の声 (2008-02-15 22:09)
 第7回ワークショップ参加者の声 (2008-02-15 21:28)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 16人
オーナーへメッセージ
インフォメーション
削除
第5回ワークショップ参加者の声
    コメント(0)