2010年06月30日

韓国OPI研究会 2010年度第2回定例会報告

日時:2010年6 月5日(土)13:45~17:00(受付 13:30~)

場所:時事日本語学院 Testmate 304号室

参加者:(会員)18名
     (新規会員)5名
     (見学)1名

【定例会内容】
1.13:45~14:40  テープ判定と討論
(テープ提供 岡本幸嗣先生)
          (討論司会:迫田亜希子先生)
岡本先生がテスター資格取得のために提出した練習ラウンドテープ。判定が明らかになっているもの(嶋田和子トレーナー承認済)。全員で判定を行い、上位レベルで中級という意見でぼぼ一致したものの、下位レベルで、上、中で意見が分かれた。質問の内容が、上級レベルのタスクである叙述、比較、説明が多く、RPも上級タスクが行われ、中級レベルのタスクが少なく、中級レベルを維持していることが確実とは言えないものの、タスクの達成度、文の質、自発的発話の点をどのように判断するのか、で意見を分かれ、今後の課題が確認できたのではないか。テープ提供者である岡本先生は中級-上と判断され、嶋田和子トレーナーも承認されたとのことだった。

2.14:40~14:55  休憩

3.14:55~16:40
      「OPI上級レベルチェック ナラティブ(Narrative)の抽出について」
      (発表者 木田佳与子先生)
1)OPI上級レベルタスクにおけるナラティブの抽出について
OPI上級レベルタスクにおけるナラティブとは何かについて、お話いただいた。ナラティブの定義として挙げられるものとして、語っている時よりも過去の出来事であるか、実際に起こったかどうか、語り手とナラティブ、語るに値するかの四点で争点になっているが、OPIマニュアルが意図しているものと、若干異なる。ナラティブという特定のタスクではなく、描写、説明、叙述に含まれると考えられる。

2)ミニワークショップ
過去のナラティブを抽出できるタスクは何かについて、参加者がペアとなり、実際に会話を考えた。旅行のエピソード、旅行の日程、韓国で働くまでの流れなど特定のエピソードに焦点を当て、会話をしてみたものの、実際に会話してみると、時間軸の流れに沿っているものの、説明に落ちてしまうことが多かった。特定のエピソード、具体的な体験談を詳細に語らせることは、ハプニングや何か記憶に残っているエピソードを引き出す必要がある。ただ、実際にワークショップを行ったことで、ナラティブがどのようなものか、ナラティブ抽出の難しさを確認できたのではないだろうか。

4.16:45~17:00  連絡事項
                                    文責 大橋真由美


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